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海形将志

Author:海形将志
40代、独身、東京在住。仕事は翻訳業。米留学経験有り。

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東野圭吾作「白銀ジャック」 まだ読んでいる途中だが
とあるスキー場に「ゲレンデの雪の下に爆弾を仕掛けた」という脅迫メールが届く。
スキー場側は、表沙汰になるのを恐れて警察を呼ばず内密理に事件解決に乗り出す。
だが、次々に要求を出す犯人に、スキー場スタッフは翻弄されっぱなし。



スキー、スノボファン必読と言いたいところだが、読んで半分のところで、いまいち感が拭えない。

これ以上、先を読みたいと思えない。というのは、個人的にいうと、この手の作品には飽き飽きされている感がある。ちとマンネリかな。映画で観るのと違い、小説で字を追っていくのには、少しスリル感が足りない。

視覚的な文章には感銘を受けるが、どうも惹かれないのが私の感想。

ただ、この小説は、スキー業界の取り巻く環境とスキー場運営の舞台裏がどうなっているかが分かり、その点がまあまあ面白い。

だから、続きはしっかり読んでみてみようと思う。読み終わったとしても、期待できるほどの感銘は受けないかと思うが、只今、スキーシーズン真っ只中なら読むべしと思った。ちなみに、この小説ベストセラーだとか。

スキーだけでなく、スノーボーダーも多いに楽しめ、むしろスノボ向きともいえる箇所もある。

映画化されたら、きっと面白いと思う。撮影大変だろうけど。

ちなみに私もスキー小説書きましたし、今後も書く予定です。読みたい方は、このブログのカテゴリー「スキー」をみればみつかるよ。

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テーマ:読んだ本の感想等 - ジャンル:小説・文学

小説評論 | 13:35:12 | Trackback(0) | Comments(0)
太宰治作「人間失格」 芸術家にありがちなこと
裕福な家庭の放蕩息子が、自由奔放に生きながら、最後は精神病院に放り込まれる。

この作品は、太宰治の自伝的な小説であると解説に書いている。

まあ、えてして作家を含め芸術家には、こんなタイプが多いとよく聞くし、本人もそんな性格を、周囲に多大な迷惑をかけながらも得意になっている面がある。小説家であり、本格的な小説家を目指している私にも、多少ぞくっとするところがある。

こういう場合、言い訳として、こんなだから、いい芸術が生まれるのだと主張する輩がいるが、何か変なの、身勝手なの、と思う。たかが小説とか絵画とかで何を偉そうに、と思う。そんなので世渡りできるほど世の中甘くはないし、そんなもののために身勝手に振る舞って、家族や親戚に迷惑をかけてまで成し得るものなのか。

結果、いい作品が生まれたとかいうのは結果論。後付の説明であり、そういう奴らは単に運が良かっただけ。そうでなければホームレスになってただろうってやつ。所詮は自己満足。

かくいう私も目指していると先程述べたが、本業は他にあるし、例え小説家としてほぼ食えるようになっても、本業は続けていくつもり。また、他の仕事も実をいうと考えていたりする。それは、漁師や百姓なんてもの。機会があればやりたいと思う。だって、腹が減っては戦が出来ぬ。花より団子だろう。

そういうことを生きていくベースとして、まじめに考えて、余った時間を使ってのみ、小説家とか画家とかを目指すべきだと思っている。所詮は、道楽を兼ねた小遣い稼ぎか副業的な商売。

かっこつけて「芸術に命を捧げる」とかバカらしい。あと、スポーツもそうだ。所詮はお遊びごと、それをオリンピックだとか、ワールドカップだとか大袈裟にもてはやして、そこに大金がつぎ込まれ、スポーツ選手を本業にする連中も登場。まあ、あの手のイベントは国策や資本が関わっているけどね。そこに美辞麗句を飾って、さも、そんな人達が誰よりも偉いというような扱いをして虚像を作り出している。

そういう人達も、いいコーチや施設を提供してくれるスポンサー以上に、食べ物がないとスポーツもできなければ、生きていくことも出来ない。

もちろん、社会は分業で成り立っているのだから、芸術とかいうのも、一つの分業のようなもの。しかしね、全てのベースに「腹が減っては戦が出来ぬ。花より団子。」があり、それを絶対に忘れてはいけない。

ドイツでは、クラインガルテンと呼ばれる都市の中に農園があり、市民が農作物を育てる制度があるとか、それで都市で食料自給をある程度まかなっているとか聞く。芸術家をもてはやす前に、そんな制度を徹底させることに人々は力を注ぐべきだ。

自給率100%を目指し農業畜産、漁業人口を全人口の2割以上にして、常に現実的な生きる糧に目を向けさせるべし。ただ、いっとくけど、そのためには農業も変わらなければね、封建的な制度や企業を入れるようにしたり、政府も専業農家を支援できるように直接所得支援を行うなどしないと。


何だか小説評論ではなく、政治や社会論になってしまったのが情けないが、私のこういう意見を理解しないものは、まさに「人間失格」である。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

小説評論 | 13:44:30 | Trackback(0) | Comments(0)
「ライ麦畑でつかまえて」
の著者が亡くなられたそうで。

この本、原作、英語版を読もうとしたんだけど、むずかしくて途中でつまづいた。

なので、再度挑戦して、読み上げたら、評論を書く予定です。いつになるか分からないけど。


この作品は著者の意向で映画化されてないらしいのだけど、亡くなられたのだから、ご遺族を説得して映画化されるだろうな。「坂の上の雲」のように。

以上、報告。



テーマ:読書記録 - ジャンル:小説・文学

小説評論 | 17:38:46 | Trackback(0) | Comments(0)
鈴木「先生」の側で読んだ漱石の「こころ」
私はその人を常に鈴木邦男「先生」と呼ぶことにしたい。先生とは、最初にコンビニで偶然出会い、その時は、声をかけ、一緒に写真を撮って貰い、それから、名刺を渡された。近くに住んでいることが分かった。次に道端で偶然顔を合わせた。先生は気付かず、私も声をかけず通り過ぎた。次は、ファミレスで私が「資本論」を読んでいたときに、たまたま隣の席に座った時だった。その時も、声をかけなかった。

だが、先週の日曜日の夜、また、同じファミレスで出会った。私が昼食を食べていたとき、先生が「昭和文学史」という図書館で借りたらしい本を持って隣の席に座った。先生は、青いジャケットに紺のチェック柄のマフラーをまとっていた。そして、鍋焼きうどんを注文し、食べるときは麺を小さな椀にうつしてすすって食べていた。

そんな先生のそばで、私は夏目漱石の「こころ」を読んでいた。

出だしは、「私はその人を常に先生と呼んでいた。」で始まるもの、一貫して「先生」で、主人公も「私」としてしか紹介されない。その他の人物も、そんな風で、名前で呼ばないところが面白い。だから、この作品はいびつでありながら、登場人物に対して、読者が独自の想像ができるつくりになっている。私は、この作品を本を読む前に演劇で知った。そのことがきっかけで、本を324円で買って読んでみることにした。

先生と出会い、その先生にひかれた大学生の青年。その後、先生が暗い過去を背負っていることを知り、ついには遺書を受け取る。遺書には、先生が犯した過去のあやまちが綴られていた。己の欲のため、親友を裏切ったということである。割愛すれば、罪悪を背負って生きることは生きていることにはならないというメッセージか。内容的には、何の変哲もない感じがする。もし、私が演劇を観ていなければ、この本を買って読むこともなかったと思う。まあ、明治時代の人々は、純粋だったということか。

漱石に関しては私は最近面白いことを知った。NHKドラマの「坂の上の雲」で、日露戦争の日本海海戦で大活躍をした参謀、秋山真之と漱石が同じ大学の予科練で共に学んでいたことだ。ドラマの重要人物、正岡子規とも同輩だ。この秋山参謀の乗っていた戦艦三笠と私は、不思議な腐れ縁がある。そのため、漱石にも親しみを感じている。

実をいうと、自分は漱石のような小説家になりたいなと、かねてから思っている。作品は、このブログを含め、いろんなところで発表しているのだが、なかなか小説家にしてもらえるチャンスに巡り合っていない。ああ、どうしたらなれるんだろう。

そうだ、右翼団体「一水会」顧問で数多くの本を出版されている鈴木邦男先生なら、なんとかしてくれるかもしれない。きっと、チャンスをくださるだろう。このブログを読んで、是非とも、私に小説家になれるチャンスをくだされるようでしたら、メールをしていただきたい。

メールアドレスは、masagata1029アットマークy8.dion.ne.jp まで。

または、このブログにコメントでも残して貰えれば結構です。よろしく!

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

小説評論 | 18:01:45 | Trackback(0) | Comments(0)
ドストエフスキー作「罪と罰」 評論トークイベントに参加
言わずと知れたロシア古典文学の代表作。とは言え、文章は恐ろしく長ったらしく、改行による区切りがなく、ロシア人の名前は読みにくく、そのため展開がつかみづらく、結局前半と後半の最初のところでダウン。漫画版を読んで、全体のあらすじはとりあえず学んだ。

あらすじは、19世紀中頃、セントペテルブルグの大学生である青年、ラスコーリニコフが質屋の老婆を殺し、そんな自分の行った行為をどのように正当化しようか悩むというもの。英雄は何をやっても許されるが、凡人は許されない。自分は英雄かもしれないと思い込む。結末は、期待はずれだった。現代では受けないなと思う。

てなわけで、自分で評論しようがないので、そのへんのエキスパートの評論イベントに参加。1000円で、新宿の紀伊国屋サザンシアターでロシア文学者で、当著の新訳を手がけた亀山郁夫と元外務官僚でロシアに駐在経験のある、鈴木宗男事件以来有名な佐藤優氏の「甦るドストエフスキー」と題したトークイベントだった。

イベントで話された主な内容は以下の通り。

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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

小説評論 | 22:53:48 | Trackback(0) | Comments(0)
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